就活にはやるべきこと、やってはいけないことがたくさんあり、それには理由があります。
理由を理解しているのとしていないのでは、就活が大きく変わります!
みなさんが納得して就活できるよう、キャリアカウンセラーがアドバイスします!
- Vol.08
- 【就活後半】就活はこれからが本番 これだけの理由
理由1
活動終了していない企業の存在があるため
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ニュース等の 「内定取得学生○○%」 は 「採用活動終了」 とイコールではありません。 いわゆる中小といった規模の企業をはじめ、採用活動を終えた企業ばかりではないのです。 また、企業規模に関係なく、採用予定人数に到達していない企業もあります。その中には、追加募集を行う企業が存在するかもしれません。(ただし、選考基準が変わるかどうかは別です)
理由2
企業側採用フローの圧縮/短縮/簡略化される可能性がある
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企業の選考フローに変化が起こる場合があります。 例えば、A社の通常の選考フロー 「ES提出(選考) → 一次面接 → 二次面接 → 最終面接」 が 「 ES提出(選考なし) → 担当者面接 → 役員面接 」 のように圧縮/短縮/簡略化され行われるケースが出てくるような場合です。 スピード重視で選考を行う企業が出てくるということは、学生から見れば手続き(選考)が少なくて済むことになります。
理由3
これまでの就活で得た知識や経験を駆使した活動が可能
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これまでの活動履歴を糧にすることができます。 ESや面接の振り返りによって「こうすれば分かりやすかった」「いまならばこんな風に伝えられる」に昇華させましょう。準備不足、研究不足で臨んだ時期を経て、ある程度の経験値から、自身に対する理解や本番に際してのコツが備わっているはずです。 特に一通りの経験こそ 「就活の大まかな流れの理解」 となって、それは今後の活動のベースとなり、強力な自分の味方や強みにできます。
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まとめ
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現段階での内定の有無に関わらず、就職(採用)活動はまだまだ動いている最中です。
すべての企業が採用活動を終了していないのなら、学生が動くことによって門戸が開かれる可能性が充分にあるということです。
企業側の採用広報の手立てやルートにも変化が生じる可能性があります。
大規模な採用広報(就活サイト掲載やイベント出展)だけでなく、自社HPのみへの掲載や大学への直接の情報提供等、マスに向けてというよりポイントを絞った広報に手法を変えるといった具合に。
ならば学生の側も地味でこまめなチェックや探し方で出会いを見つけましょう。対象の範囲を拡げたり少しズラしてみたりするのもいいかもしれません。
卒業後、働くことができるのは1社だけです。その1社を決めるまでは、すべての活動は本番です。
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今回のアドバイス担当