新卒のかんづめ2019

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新卒のかんづめ×静岡経済研究所 静岡経済白書

静岡県内主要産業の動向

9 その他の地場産業 (4)楽器

製造品出荷額:566億円(電子楽器、ギター除く) 全国シェア:74.6%(2013年、工業統計)

三大メーカーが集積する世界的楽器生産地域

拡大

 静岡県西部地域は、世界的な楽器メーカーであるヤマハ(株)、(株)河合楽器製作所、ローランド(株)の本社や工場が集積。大手以外の中小企業も含め、世界でも類をみない楽器の一大生産地となっている。
 一方、国内の楽器市場をみると、少子化や趣味の多様化などを要因に、昭和50年代から長期縮小傾向にある。(図表)海外市場は、アジア市場の拡大が顕著だが、海外への生産移転が進み、国内生産への寄与は限定的で、中国メーカーなども低価格を武器に販売台数を伸ばしている。こうした中、国内メーカーは、デジタル技術を生かした新製品の開発や音楽教室・販売店との連携などにより需要拡大を図っている。

拡大

大人向け音楽教室や中高生への軽音楽普及支援などで演奏人口拡大へ

 楽器は演奏経験の有無により、購買機会に大きな差がある。このため、各メーカーは、子供向けに加え大人向けの音楽教室も開催するなど、演奏人口を増やすためにさまざまな取組みを行ってきた。こうした中、平成28年の全国高等学校総合文化祭(主催:文化庁ほか)では、軽音楽部門が初めて設けられ、各メーカーも楽器提供などで協力していく予定。“ギター女子”ブームなどで軽音楽への関心が高まる中、エントリーユーザーである若年層の需要喚起に期待がかかる。