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新卒のかんづめ×静岡経済研究所 静岡経済白書

静岡県内主要産業の動向

14 運輸・倉庫

年間輸送トン数:1億958万トン 全国シェア:3.7%(2012年、交通関連統計資料集)

トラック事業者数、貨物量ともに横ばいで推移

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 静岡県は製造業が盛んな地域で、東京、名古屋、大阪を結ぶ東海道の中心に位置していることから、モノの動き、すなわち物流が非常に活発である。平成24年の営業用トラックの貨物輸送トン数は、1億958万トンで全国シェア3.7%(全国10位)となっている。
 一方、県内のトラック事業者数は、平成2年の「物流二法(貨物自動車運送事業法、貨物運送取扱事業法)」の施行に伴う規制緩和を受けて、中小零細事業者を中心に新規参入数が増加していたが、事業者間の競争激化や貨物量の伸び悩みなどから業況が悪化する事業者がみられ、近年は横ばいで推移している。(図表1)
 また、倉庫の保管状況を普通倉庫の年間入庫量でみると、荷主の在庫圧縮傾向や平成20年のリーマン・ショック以降、貨物量が減少したことから、近年は800万トンを割り込んで推移している。(図表2)

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業界体質を改革し、若者や女性のドライバーを確保

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 労働集約型産業であるトラック業界は、人口減少や少子高齢化により労働力をいかに確保していくかが大きな課題となっている。現在、トラックドライバーの約7割が40代以上であり、若者の新規就労が少ないことから、近い将来、深刻な労働力不足が予想されている。このため、賃金水準や労働環境の改善など業界体質を抜本的に改革し、潜在的な労働力である若者や女性の就労を促す必要がある。
 国土交通省では平成26年をトラックドライバーの“人材確保・育成元年”と位置づけ、「業界イメージの改善」、「キャリアアッププランの提示」、「若年層へのアピールの強化」、「女性の活用促進」を4本柱として具体的な取組みを開始。具体的には、長時間労働の解消など働きやすい環境整備の推進や、優秀なドライバーの認定制度など、ドライバースキルの「見える化」を検討している。また、女性トラックドライバーの採用拡大に向け、「トラガール促進プロジェクトサイト」を立ち上げるなど、女性の就業を促す取組みも進めている。

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