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新卒のかんづめ×静岡経済研究所 静岡経済白書

静岡県の経済力・産業力

9 静岡県のNo.1

多様な産業が集積し、幅広い分野でNo.1

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 静岡県は“産業のデパート”と称されるほど多様な産業が集積しており、生産量や出荷額が全国でトップの農林水産物や工業製品が多数存在する。(図表)
 まず、農産物をみると、県内には20を超える茶の産地が存在し、栽培面積や収穫量・産出額で日本一の座を占める。また、海岸線に沿って平野が広がる県南部では、長い日照時間や、年間を通じて温暖な気候を生かし、温州みかん、温室メロン、ガーベラなど、さまざまな農作物が栽培されている。
 水産物関連では、磯や岩礁の多い伊豆半島、日本一深い駿河湾、広大な大陸棚を形成する遠州灘など変化に富んだ海岸線が広がり、良好な漁場に恵まれている。このため、遠洋・沖合でカツオやマグロ、沿岸部ではシラス、サクラエビなど多種多様な魚介類が水揚げされるほか、駿河湾奥でマアジ、富士山麓ではニジマスの養殖が盛んに行われている。また、焼津港をはじめとした漁港周辺では、多くの水産加工品が生産されており、缶詰類や冷凍食品などは全国一の生産量を誇る。
 工業製品についても、森林や河川などの天然資源と、全国から集まった職人などの人的資源を活用し、戦前から玩具や楽器などの地場産業が発展してきた。戦後は東京・名古屋といった大都市に近い立地と、東名高速道路をはじめとするインフラの整備により、地元企業の発展や県外メーカーの進出が続いた。その結果、富士・富士宮地区の紙・パルプ、静岡地区の電気機械、浜松地区の輸送用機械など、各地域に中核産業が形成され、幅広い分野で全国一の生産量を確保してきた。

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次世代産業で新たなNo.1を

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 このように、数多くのナンバーワン製品を有する静岡県だが、これまで中核を担ってきた産業の一部では、生産拠点の海外移転や、安価な外国製品との競争などにより、厳しい状況が続いている。こうした中、医療・福祉機器、光、航空宇宙、ロボット、健康など、今後の成長が期待される産業の集積を目指す取組みが進められており、医療機器(生産金額日本一)や光電子増倍管(生産量日本一)といった成果も生まれている。
 静岡県が、将来にわたって“産業のデパート”であり続けるためにも、こうした次世代産業が地域経済をけん引する産業へと飛躍し、新たなナンバーワン製品を生み出していくことが期待される。

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  • 1. 静岡県の経済規模1. 静岡県の経済規模
  • 2. 静岡県の産業構造2. 静岡県の産業構造
  • 3. 静岡県の農林水産業3. 静岡県の農林水産業
  • 4. 静岡県の製造業4. 静岡県の製造業
  • 5. 静岡県の商業5. 静岡県の商業
  • 6. 静岡県のサービス業6. 静岡県のサービス業
  • 7. 静岡県の就業構造7. 静岡県の就業構造
  • 8. 静岡県の消費特性8. 静岡県の消費特性
  • 9. 静岡県のNo.19. 静岡県のNo.1